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盧廣仲が表紙になっている雑誌を見つけて、日本にいるファンの友達の代理購入。

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最近台湾の雑誌にもよくおまけが付いていますね。
こちらのおまけはシャレオツなサコッシュでした。
しかし雑誌の価格がおまけなし125元/おまけ付き699元って、どう考えてもおまけが本体やんけ。





さて、先週母が台湾に遊びに来ていました。
友達のアテンドなら喜んでするのだが、相手が母となるとどうもやる気が起こらない。
しかし母にとっては2年ぶりくらいの海外旅行・・・さぞかし旅情への期待に胸膨らませ、日本で孫との格闘の日々を耐え忍んできたに違いない。饗さねば!
しかし、あれやこれやと観光地につれていくのは本当に面倒くさい。
そこで手っ取り早く異国情緒を感じてもらうため、初日の晩ごはんに原住民料理が食べられるレストランを、母とゴリ夫と連れ立って訪問しました。


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林口にある、「打鹿岸」というお店です。
桃園にも分店があるそうで、グーグルレビューでは評判上々の様子でした。
内装もすごく凝っていて、椅子とテーブルも木をそのままかち割ったみたいなやつでムードがハンパないぜ。

ちょうど食事時に原住民歌手の方のライブが始まり、非常にソウルフルな歌声で1時間半も歌うものだから全くまともに会話ができない状態でしたけども・・・母と夫の間に入って通訳するのも面倒なのでちょうどよかったです。

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原住民料理というと私は烏來で食べたタイヤル族の竹筒飯とか川魚の揚げたやつとかくらいしか存じないのですが、こちらのお店はメニューがめちゃくちゃ多い。
いろんな原住民のそれぞれの特色的な料理を集めているようです。

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まずは小米酒(アワのお酒)を食前酒にいただく。

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甘くて癖がなくてほんとに飲みやすい。
でもアルコール10%以上あるので飲みすぎるとあっという間に回ります。

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最初に運ばれてきたのが「檳榔花」の炒めもの。
タクシー運転手のおっさんとかがよくクチャクチャしてる、あの噛みタバコのビンロウです。
花が咲くんですえねえ。
特に素材そのものの味というのはありませんでしたが、たけのこのようなシャキシャキとした食感で食べやすかったです。

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店員も原住民の方々だそう。
母が一緒に写真を撮ってもらっていました。
きっと猛烈に異国情緒を味わえたに違いない。

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ピラミッド型のチャーハン。
高菜が入っていて日本人的にはホッとする味でした。

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こちらはエビのすり身をクルトンのようなもので包んで揚げたもの。
めっちゃサクサクで美味しかったが、えげつないビッグサイズでこれ一つ食べただけでちょっとお腹いっぱい。

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一番美味しかったのがこの牛肉の鉄板焼。
なんて柔らかくてジューシーなんだ!
少し甘辛い味付けで、永遠に食べ続けられそうな美味さでした。

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竹筒飯も一つ注文。
優しい味のおこわみたいですね。

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松坂豚の鉄板焼きも。
未だに確信が持てないのだが、松坂豚っていうのは豚トロのことでいいのだろうか?
柔らかくて美味しかったです。


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お腹パンッパンだったけど最後にデザートも頼んでいた。
タロ芋とさつまいもの大学芋。
アチアチなので氷水で冷やしてから食べてくださいだって。
日本の大学芋と変わりない味でした。

メニューを見ただけではなんだかよくわからない料理もいくつかある様子でしたが、烏來で見たような「モモンガ炒め」などのガチすぎる料理はたぶんなさそうだったかな?
この日注文した料理はどれも洗練されていて、食べやすいものばかりでした。
台湾料理ともぜんぜん違う味わいで、滋味のある感じが本当に美味しかったです。
原住民料理というのはどこででも食べられるものではないので、こうしたレストランは貴重ですね。