去年のことなんですが、烏來へ一泊旅行してきました。

烏來は台北から車で約30分ほどの場所にある山中の温泉地です。

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天気も良好で旅行日和。
台北から近いのですぐ来れる場所なんですけど、きっかけも行く相手もいませんでしたので数年間足が遠ざかっており、久々に来てとても新鮮な感じでした。

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平日の本当になんでもない日に来たので、商店街はなんだか哀しげ・・・
前回来た時は多分休日だったので、この通りも夏祭りかっていうくらい混み合っていた記憶があります。

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シャッターが閉まっている店も多くて、平日に来るべきではなかっただろうかと焦り始めましたが、目当てだった原住民料理の店は空いていてほっとしました。

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烏來にはタイヤル族という原住民が多く住んでいるので、ここに来れば台北では味わえないような独特の原住民料理にお目にかかれるのです。

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黒森林勇士湯(ブラックフォレストソルジャースープ)とかいう内容が全然伝わってこないメニューもありますが、ビーフンとか山菜炒めとかわりと普通っぽいメニューが大半か?
と思いきや、「三杯飛鼠(モモンガ炒め)」を見つけてあっやっぱりさすが原住民料理屋ですなと。

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勇士湯などの謎めいたメニューは別紙に説明がありました。
モモンガは言葉遊びとかではなく正真正銘のモモンガ肉の炒めの様子・・・ヒッ!

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まずは小米酒(粟が原料の酒)を飲んでみましたら甘ァい!!

癖はないので飲みやすいはずなんですが、とにかく甘くて氷を入れたくなりました。
アルコール度数は結構高めのようです。

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烏來に来たなら食べとかねばという食べ物の代表が竹筒飯です。

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竹筒の中にあっさり目のおこわのようなご飯が詰まっています。
竹の香りがしてとても美味しいです。

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川エビと川魚揚げも有名だそうです。
淡水の魚介はなんとなく苦手なんですが、くさみとかまったくなくてカリカリでイケました。

右上は山豚(イノシシ?)の肉炒め。
豚肉よりも肉質がしっかりしていて野性味がある感じです。

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豚の腸炒め。
私は内臓肉が苦手なのでこれはゴリ夫が全部食べました。


原住民料理と聞くとなんかもっとヤギの丸焼きとか蛇スープとかアブノーマルな料理ばかりなのかと思いがちですが、実は意外と誰の口にも合いやすいマイルドな味付けのものが多いんですよね。
(モモンガはどうか知らないが)


なんですけど・・・

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この「バナナご飯」はちょっと口に合わなかったです。

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ご飯にバナナを混ぜて蒸してあって、バナナとご飯の味がしました。
これはなんか・・・・ダメだ!

まあでもこういう失敗があっても旅の思い出になりますよね。



帰り際に夫が店の人にモモンガは自分たちで狩ったやつなのかと質問すると、数秒置いてから「そうやで!」との返答が。

本当にそうだとしたら、ウイルス的なものとか寄生虫的なものとかは大丈夫なのだろうか。
まあ地元の人が食べているんだったら大丈夫なんでしょうね、きっと。