台灣では多くのレストランで外帶(持ち帰り)が可能ですが、
まさかとんかつ定食まで持ち帰りできるとは予想外でした。 

持ち帰ったのは福岡に本店があるらしい「あんず」のとんかつ定食。
日本では目にしたことがないのですが、
台北ではよく見かけるお店です。

台灣の外帶のことだから、
どうせまたファンシーな持ち帰り容器にグチャグチャっと詰められて
赤いストライプ模様のビニール袋に入れられるんだろうな
と思っていたのですが、いい意味で予想を裏切られました。

まず袋からして違うんです。

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何だこのハイソサエティな紙袋は!

200元のとんかつ定食2つにこんな高級そうな紙袋使って本当にいいの!?
と申し訳なくなるいい袋です。

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そしてこの重厚な弁当箱。
変なファンシーなクマのイラストとか一切入っていません!
やばい!高級感がやばいです!

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そしてきっちりと仕切りの中に収まったとんかつと野菜。
すげえ・・・クオリティがすげえよ・・・!
脂っぽくならないようにとんかつの下に紙が敷いてあるし!

通常の台灣の外帶(熱々の汁物をビニール袋に入れて口を縛る等)ではありえない心遣いにただ驚く私とゴリ男でした。

味の方もさくさくで抜群に美味しかったです。
味噌汁とご飯も付いて200元は安いんじゃないですか。

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別オーダーのエビカツサンド。
まるで日本の惣菜屋やパン屋で買ったみたいに美しいです。
パンが柔らかくて実に美味しかったです。

台灣のレストランではめったに体感しない丁寧さに感動しました。
あんず、すごくいいですね。