最近台湾のネットで話題になっているらしいこのMV。
その完成度の高さが私の中でも話題になっている。


何の予備知識なしに見ても絵面のインパクトと独特なリズムで食い入るように見てしまうのだが、実はこれはある親中の台湾芸能人が出したMVのパロディで、元ネタと比べて見るとなお面白いとのこと。



↑元ネタとの比較バージョン


元ネタは親中おばさんが中国各地の地名(ウイグル、チベット、香港、台湾も含んでいる)を並べながら中国イイね!と言っているという、う◯この屑みたいなビデオ。(中国政府からギャラをもらっているらしい)
それに対抗し、「博恩」という芸能人(ワイドショーのパーソナリティー?)がパロディ化。
歌詞を台湾の地名や台湾っぽいワードで台湾一色に書き換え、構成も編集もそっくりに仕上げたというわけなのだが完成度高くてヤバすぎィ!!
だんだん法輪功とか言い出すのホンマ草。
煽りスキル高すぎやろ・・・

そしてもう一つ笑うのが、たくさん台湾の地名を挙げて「我都行(どこもいいね!)」って言ってる中での「除了苗栗(苗栗以外は)」
なんで痛烈に苗栗ハブられてるんwwと夫に訊ねたら、苗栗という地は國民党所属の知事達による独裁的行政で悪名が高いそうで、一部では「苗栗國」と呼ばれるほど自治体として特異性があり、ネット上やメディアで度々やり玉にあげられているからなのだという。
苗栗ってそんな感じの場所だったのかあ。
そういえば以前、タイワンヤマネコの保護より土地開発にばかり力を入れているという話を聞いたことがあるけど・・・知事、マジモンのやべー奴だったか。

台湾人のこういうユーモアが大好き。
細かい部分では越えられない異文化の壁を感じることももちろんよくあるけど、台湾人と日本人、根底にある感性というのは持っているものが近いと、なにかにつけて思います。
そうじゃなかったらきっと今住んでないんだろうな私も。



話題は変わってスーパーで見つけた変な飲み物の話。

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ボトルに大きく「焼く」と書かれた牛乳。
あまりに目を引くパッケージに、思わず手が伸びてしまいました。

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Roasted milkとの表記もあり、焼いていることを全面的にアピールしているのだが・・・牛乳を焼くってどういうこと!

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原材料を見てみると、粉ミルクとか砂糖とか・・・
100%の生乳ではなく乳飲料みたい。

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グラスに注いでみると、クリーム色というか少し茶色みがかったような色。
ほのかに甘みがあって、なんというかまあ・・・甘い牛乳
どのへんに「焼く」要素があるのかちょっとわからないんですが、焼いたような色味ってことか?
焼くではなく「煮る」ではないのだろうかと思うが、液体を焼くっていう発想のトンチキさでインパクトを狙ったんでしょうね。
ネーミング詐欺を感じないでもないが、こうして物珍しさにつられて買ってしまう奴はたくさんいると思われるので、マーケティング的には成功だな。

美味しくなくはなかったけど、もう一回飲みたいかというとそうでもない系のドリンクでした。
ちなみに抹茶味とチョコ味もあったみたいです。




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